男は、あたま!

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06.JP.jpeg  「男は、あたま!」、以前からこの理容店のキャッチフレーズがお気に入りでしたので寄ってみましたが、内装はぜんぜん頭を使っていませんでした。
 いつもアジアに出張する時は、10日〜12日間を目処に予定を立てていますが、今回は時間がなく7日間に短縮して強行しました。7日の間に慶事が1件、ミニ忘年会が3件、法事が4件、会議を1件と詰め込み、政治家のごとくネクタイの色を取り替えての師走でした。
 しかし、やはり7日間の強行は欲張りでした。不覚にも4日目の晩からひどい下痢と吐き気に襲われて寝ることができず、残り3日間は顔面蒼白のフラフラの状態で予定をすべてこなし、帰途の機上でひたすら眠り続けやっとの思いで家に戻りました。
 東京砂漠を脱水ぎみで彷徨い、5キロ痩せ元気を出したくも気がこもらず、これほど不様の出張は初めての経験でした。次回に同じ事を繰り返さないため、なぜ体調を崩したのか猛反省していますm(_ _)m
 上海、東京の予想外の冷え込み、3ヶ月程やめていたお酒の解禁&夜更かし、しかもマッサン・ブームでウイスキー、出張中は生の物を避けているのに刺身を食べてしまった油断、、etc. 相変わらず馬鹿したもので「白髪は知恵のしるしではありません」を、地で行ってしまった。
 でも、ここからが私が人様と少し変わっているところでして、我が面目の発揮です。
 これまでに3回実行した下剤を飲んでから始める「水だけの七日間断食法」と同じ症状でしたので、これをよい機会とし四日間の断食療法に臨機応変しました。経験からして粥を食べながら
4日間の断食などいとも簡単でして、あとは寝られる時に寝て、起きたら窓辺から満月を眺め、捏造でない朝日を拝み、ちょっとしたミニ修行になりました。
 アメリカに戻り快復軌道に乗りはじめますと、身体の中心から元気が沸々と湧き出てくる心地よい感覚に酔い(もうくせになりそう)、生命の甦りでして、しみじみ元気の「気」とは力、エネルギーであることを実感した次第。
 
  旅寝よし 宿は師走の 夕月夜 (芭蕉) 

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このページは、三休が2014年12月12日 00:39に書いた記事です。

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