空を押し上げて〜 手を伸ばす君 五月のこと
薄紅色の可愛い君のね
君と好きな人が 百年続きますように (詞・一青窈)
ハナミズキが咲く5月は、私にとり花粉症で「鼻水期」となっています。目に青葉、いや目に涙、鼻に水、喉に咳なのですが、今年はさしたる症状もなく何とかこのまま行けそうです。あと1週間のしのぎです。
ハナミズキはアメリカの原産でして、1912年に当時の東京市長がアメリカに桜木を贈った返礼に、1915年にハナミズキを贈って来たことにはじまります。来年はハナミズキ来日百周年でこの歌が流れることと思います。
「君と好きな人が 百年続きますように」とはオーバー表現ですが、一青窈さんがこのような日本的発想を越えた詞が書けるのは、台湾人の父をもつたことによるかと思います。台湾では結婚式の祝辞の常套句に「天作之合、百年好合」(天意のよきご縁が百年続きます)として使われています。それにしても彼女はいい詞を書きますね。ハナミズキが咲き誇る5月になると自然とこの歌を口ずさんでいます。
今日のニュースに南シナ海で中国とベトナム艦船が石油掘削をめぐり衝突し数人が負傷。フィリピンでは中国漁船を拿捕し11人拘束とありました。またアメリカ空軍司令官の言及では、中国が黄海と南シナ海に新しい航空識別圏を検討中とのことです。中国が資源と食糧の略奪に着手をはじめました。もし、こうした事態が尖閣諸島で起きたらと思うとゾ〜とします。でもそれは明日かも知れません。桑原桑原。
それでもノー天気平和国家の日本は、自国だけで国を守れないというのに集団的自衛権の賛否をめぐって未だにもめています。今は覇権国に対して集団的戦争抑止が必要になっています。
空を押し上げて 手を伸ばす中国 五月のこと〜♪
日本の抑止がいつか実を結び
果てしない野望が ちゃんと止まりますように
日米関係が 百年続きますように〜♪
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