(香港、夕陽無限好 只是近黄昏)
せっかくの五月晴れの週末なのに出無精して読書三昧でした。
アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏が愛読した小説で、アマゾン社を理解するうえでの必読書とかいう、カズオ・イシグロ著「日の名残り」(1989年刊)を読んでみました。"The
Remains of the Day"のタイトルで映画にもなりました。
ベゾス氏がアマゾン創業を決意する時、「後悔最小化理論」に影響を与えたというが、私はカズオ・イシグロ(石黒一雄)という英国を代表する世界的な作家の小説を初めて読みました。1954年に長崎で生まれ5歳で渡英し、日本語がほとんど話せないといいます(日系アメリカ人二世かと思っていました)。
「日の名残り」は、人生で何を選択するにしろ1回かぎりで2ページはないというストリーでして、選択したら「後ろを振り向いていちゃいかんのだ。後ろばかり向いているから、気が滅入るんだよ。いつかは休むときがくるんだ。それでも前を向きつづけなくちゃいかん、前を向いて人生を楽しまなくちゃ。夕日が一日でいちばんいい時間なんだ」。
そしてアマゾン創業の決断にベゾス氏の背中を押した言葉は、「人生が思いどうりにいかなかったからと言って、後ろばかり向き、自分を責めてみても詮無いことです。何か真に価値あるもののために微力を尽くそうと願い、それを試みるだけで十分だ。そのような試みに人生の多くを犠牲にする覚悟があり、その覚悟を実践したとすれば、結果はどうであれ、そのこと自体に誇りと満足を覚えてよい十分な理由になりましょう」と、こんなところかと思います。
前を向いて挑戦し、人生を楽しまなくちゃ。そうすれば夕日が一日でいちばんいい時間になるだろうとしています。人生を実践している人の言葉として拝受したいものです。
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