「道楽でくだらない物を作ってしまった」と罪悪感に囚われたと言いますが、監督の嗜好がよく出ています。洋画「カサブランカ」のアニメ版でして、これ以外の物語はすべて女の子が主人公になっています。最近の女性が元気なのは幼児時のアニメの影響かもです。全作品とも
2014年5月アーカイブ
(清朝発揚の故宮殿)
合掌
満州国皇族、清王朝の粛親王の末娘、愛新覚羅顕キ(あいしんかくらけんき)が、5月26日に北京市の病院で死去(享年95歳)。東洋のマハタリと呼ばれた川島芳子姉と共に満州国興亡の激動の中で翻弄された人でした。戦後は日本のスパイ容疑で農村で強制労働を含め23年間も監禁されていました。
日中国交回復後に名誉回復となり、晩年は日中関係が悪化しても親日派を自任してはばからなかったといいます。満州人のプライドと意地でもあったのでしょう。これからは沈陽の故宮殿に帰霊なされてゆっくりお休みください。
満州国の最後の皇族が逝かれ寂しい限りです。葬儀に日本からどなたかが参列されるのだろうか。
満州国と愛新覚羅顕キのご冥福を祈ります。 再拝
ねがはくは 花のしたにて 春死なん
そのきさらぎの 望月の頃 (西行)
「ローン終え ほっとつかの間 墓地ローン」(サラ川)、今日はつまらん話しです。
「就活」「婚活」についで「終活」がブームとのことで、まだ死んでもいないのに納棺体験をするようですが、ご苦労さん。こんなことは別に体験しなくもいつかは逝く道で、その時はその時。生きているかぎりは取り越し苦労をやめにして、今を楽しむことです。元気なうちから終活とは、よほどの物好きか暇人で何もやることがないのだろう。潜在意識からみましても百害あって一利なし、せっかく生かされている命を自分から棺に足を踏み入れる罰当たり、こういう律儀な粗忽者はさっさと逝きなさい。お先にどうぞ。
さてそこで私事になりますが、毎年5月は花粉症のため一年を通してメンタルが最も低い欝月になっています。ですから私の最期は西行と同じように「きさらぎの望月の頃」ではないかと考えていました。しかしこのたび体内に水を補給することで予定をキャンセルしました。そのうえ寿命がさら延びたようで、有り難いことです。
私がバリバリの経営者だった時は、積極一貫でマイナスの赤ペン使用禁止、「問題」という言葉は禁句で問題は商機としてきました。ですからかつて一流大学の哲学部を出たインテリが、二つの事でよく私を面白可笑しくからかいました。
一つは、電卓を専門に販売してましたから、もし私に電卓の商品開発させたら『+』プラスキーと『×』掛け算だけで、『ー』マイナスキーも『÷』割り算もない電卓になるだろうというジョークでした。まぁ私ならばさもありなんでやりかねない。
もう一つは、毎日「積極、積極と言いながらなぜ花粉症になるのだ」という意地悪な冷やかしでした。私は「花粉の侵入を皮膚層で積極的に排除している証しだ」と強がっていましたが、内心は忸怩たる思いでいました。そして毎年のこの時期になるとインテリの冷笑を思い出すのですが、こればっかしはどうにもならず悔しい思いをしてきました。
でも、今なら彼に「どうだご覧の通りだ」と言い返してやるのだが、残念なことにインテリは消息不明、いま頃はどこかで「終活」哲学でもやっているかも知れない。
「インテリは もの知りだけに 不幸者」
朝起きた時の私たちの体は、寝ている間に皮膚や呼吸を通して水分を失い、水分不足に陥っている状態です。血液中のミネラル濃度も高くなっているため、朝一番の水分補給は重要であると考えられます。
スポーツや活動時に:
一昔前は運動中に水分をとると疲労が増すと言われていました。しかし運動中には大量の汗をかき、水分はもちろんナトリウムなどのミネラルも体から失われ てしまいます。体重の2%の水分を失うと軽い脱水症状に陥り動作反応の低下や食欲喪失などの症状があらわれます。適切に水分補給をしないと、熱中症や熱けいれんを引き起こしかねません。
入浴後に:
入浴による発汗で私たちの体は水分を失っています。入浴後には水分補給をすることが大切です。
就眠前に:
就寝前の水分補給も大切。睡眠中の水分不足による血液中のミネラル濃度の上昇を防ぐと考えられています。
他の参考書では三食の前後30分前にコップ一杯を進めています。
中村天風師は一日に2500ml〜の飲水を進めていまして、さらには水の中に生命エネルギーの活力があるとして、飲む時に自己暗示法を用いて健康維持の念願を打ち込むことを進めています。
いやはや、たかが水、されど水、「生水、生米(玄米)、生卵」とはよく言ったものです。
安倍首相は15日に記者会見を開き、集団的自衛権行使の容認ついて政府の基本的方向性を表明し、国民に理解を求めました。
これは安倍首相再任の選挙公約でもあり、会見の内容はわかりやすく納得の行くものでした。民主主義の社会は何をしようとたくさんの意見があり多くの反対者もでるわけですが、政治家は国民に方向性を提示し責任をもって決断しなければならないわけです。事ここに至っても何もせずただ「平和」のお題目を唱えている政治家は無責任です。平和は願うものでなく作為するものです。蒙古襲来時の日蓮はいずこに?
私は首相の表明を支持します。現在の国際情勢とくに極東アジアの暗雲、中国の覇権行為、それに対するアメリカ・オバマ政権の頼りなさを見ていまして、このまま行けば地域戦争まで行ってしまうことをたいへん危惧しています。私の5月8日付けブログで、戦争抑止のために集団的自衛権行使に踏む込むべきと、「ハナミズキ」の替え歌を書いて不評をかいましたが、本人は茶化したわけでなくいたって真剣でした。我々は好むと好まざるに拘らず中国の暴走と朝鮮半島の危機に対処しなければなりません。政治家は国民の生命と暮らしを守る事が仕事でして想定外は許されないわけです。
私は18歳からパスポート暮らしで、海外生活は「常在戦場」と覚悟して過ごしてますので、いまさら保護扶助を期待していませんが、パスポート保険は心強くずいぶんお世話になっています。この安全保障がさらに強化されるのでしたら、もちろん歓迎です。
でいごの花が咲き
風を呼び 嵐が来た
でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ
ささやかな幸せは うたかたの波の花 (島唄・宮沢和史)
な〜んだそうだったのか、「星のおじサン」とぼとぼとビクトリア・ピークを離れる時に、負け惜しみに「王子さま」の言いわけをつぶやき;
空を押し上げて〜 手を伸ばす君 五月のこと
薄紅色の可愛い君のね
君と好きな人が 百年続きますように君と好きな人が 百年続きますように」とはオーバー表現ですが、このような日本的発想を越えた詞が書けるのは、台湾人の父をもつたことによるかと思います。台湾では結婚式の祝辞の常套句に「天作之合、百年好合」(天意のよきご縁が百年続きます)として使われています。それにしても彼女はいい詞を書きますね。ハナミズキが咲き誇る5月になると自然とこの歌を口ずさんでいます。
今日のニュースに空を押し上げて 手を伸ばす中国 五月のこと〜♪
ベゾス氏は母校プリンストン大学での講演、「才能と選択の違いを知ること」で、ここの卒業生はみな才能をもっているが、それを基盤に何を選択しそれに集中努力できるかが、与えられた才能よりもさらに重要なことで、「あなたが何を選ぶか、あなたが下す決断が『あなた』をつくっていきます」と結んでいます。