桜狩り

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IMG_2750.jpeg   命ふたつの中に 生きたる桜かな(芭蕉)

 明朝から日本へ向かいますので2週間ご無沙汰です。日本に1週間、香港ー珠海ー上海へ1週間となっています。
 日本では娘孝行のために観光ガイドで、信濃路を桜狩りしながらドライブし、我がふる里自慢の妙義山に登ってきます。

   春なれや 名もなき山の 薄化粧

 妙義はちょうど桜が満開のようで「行く春に妙義の山で追いつけり」折よくこの日はお釈迦さまの花祭り。
 湯船に桜の花びらを浮かばせた四万温泉もイベントになっています。周りの者は私が妙義山に登れるのかと密かに心配しているようですが、ずいぶん見くびられたものです。そこは娘のためならエンヤ〜コラ♪です。
   初桜 折しも今日は よき日なり(芭蕉)

 桜は日本の土壌に合っているのだろう。海外に咲く桜は不思議と香りがありません。やはり桜は日本です。以前、新幹線で東京から大阪まで行った時に、興味本位で両側の車窓の視界から桜花が絶える場所があるのかを調べたことがあります。桜が途切れたのはトンネルは仕方ないとして、その他はほんの数カ所だけでした。日本人の桜への愛着ぶりに感心しことがありました。そんなことで数年ぶりに桜狩りをしてきます。サライの空に「さくら」が待つふる里、こじゃまるきし寅さんだ。

   桜狩り 奇特や日々に 五里六里(芭蕉)

2014Tomioka.jpeg          (6月に世界遺産登録を祈望する富岡製糸場の桜)

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このページは、三休が2014年4月 6日 09:59に書いた記事です。

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