
「アンと雪の女王」は日本で興行成績100億円を越える大ヒットというが、「あるがままで〜Let it go〜」1曲が全てという映画で、愛が氷の世界を溶かすというデズニーの定番です。この様な名曲を産み出すところがハリウッドの底力でして、日本、香港、中国に出張中にもよくこのメロディーが流れていました。
帰りの「小さいおうち」は、さすが山田洋次監督の映画でしてじっくりと観られました。ところどころの会話に監督流の自虐史観が鼻につきましたが、それはまぁ許容範囲でしたが、寅さんの妹さくら(倍賞千恵子)が、おばあさん役になったことに泣けましたし、またもや吉岡秀隆かよ、他にいい役者がいないのかと思いながら、昭和初期、戦中、戦後の中流家庭の風景を観賞しました。面白かったのはアメリカと開戦したニュースの時、突然「風と共に去りぬ」"Gone With the Wind" の原書本がアップされたことでした。監督の意図がどの辺にあるのかわかりませんが、私の3月27日のブログ「利休にたずねよ」との一致に、誰も考える事は同じかと笑ってしまった。
この映画にしてもそうですが、同時期に「風立ちぬ」「永遠のゼロ」と戦争懐古の大作が続くのは、昭和を客観的に見直す社会現象なのだろうか。
19日にニューヨークに戻ると当地も桜が満開でした。
出張中にメールシステムに不具合が生じて、16日から今日に至るまで音信不通となり失踪しています。メール連絡できない不安もありますが、ちょっとした浮き世離れを楽しんでいます。

うらやまし 浮き世の北の 山桜(芭蕉)
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