北京市は今日も深刻な大気汚染で危険最高レベルのようです。今年に入って基準を越えた日が6割というのですからたまったものでありません。これで平均寿命が5.6才短くなったもむべなるかなです。
3月18日、関東地方は昨年より17日遅く春一番が吹き、その強風に揺れながら成田空港から上海浦東空港へ飛びました。東シナ海の上空で上海に近づくにつれだんだん大気の汚れが濃くなり、汚れた大気を見下ろし、やがてその中へ、着陸と同時に大気汚染が水平になりました。
この日上海は春一番の強風の影響で、今年最悪の大気汚染となっていました。これまでタクシー運転手は決まり文句のように「霧です」と答えていましたが、今回はさすがに「大気汚染で今年最高基準を越えた、マスクしても役にたたん」と答えていました。最近の洗脳された決まり文句は「かつてイギリスも大気汚染がひどかったが30年で解決した」です。冗談じゃないこれで先進国入りとでも言うのか。おかげで浦東空港からホテルに行くまでに私の喉も霞んでしまった(上の写真は浦東から市内のホテルに向かう高速道路から)。
今回は彼らの大気汚染対策を発見しました。彼らは会議中におちょこサイズの茶碗で絶え間なくお茶を飲んでいました。お茶での浄化です。なるほどなと観察してきましたが、ではそのお茶葉と水は大丈夫なのだろうかと考え込んでしまった。早期に大気、水、食材の汚染をなんとかしないことには、、、
今回会った知人の二人もよく咳をしていました。風邪だというがどうかなです。私も大気汚染のせいとは言いたくありませんが喉をやられてしまい、今日になっても咳き込んでいまして、時差の中で水飲み療法しています(6_6)。
春一番(6_6)
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