いつくしみ
ほほえみ
みにつける
(慈しみ、微笑みを、みにつける 仏教の「和顏」になっています)
干支にちなんだ木版画と文で作成した絵馬でして、私は年賀の時期になりますと、いつも川元画家の暖かい絵と文を楽しみにしている次第です。実は私のここ数年の干支にちなんだ年賀文は、この絵馬から触発されてのことです。
川元画家がこうしたやさしい絵と文を描けるのは、ご本人の心の優しさというか、心の純度、心音の佳さからの発露なのだろうと思います。成人になりますとなかなかやさしく描けぬものです。私は今年もこの絵馬を紹介できますことを誇りに思っています。
また、今年のブログの上にあります挿絵の干支画像を採用するにも、これはという絵がなかなか決まりませんでした。巳年の絵は簡単そうでいて難かしいのだと思います。サイト管理人さんと私とでキャッチボールの末に「竹へび」となりました。
「爆竹平安」で、これなら中国のお正月(春節)にも使えそうです。「巳」は祭祀の「祀」でして、甲骨文字では自然神を祀ることを意味し、その自然神の代表格が「巳」とされていました。
今年もよろしく。
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