残暑お見舞い申し上げます。
29日の早朝にコンピューターを立ち上げ、読売のサイトを見ると、赤帯に書かれたTOPニュースが、「マグニチュード9級の南海トラフ巨大地震、死者32万人、倒壊2368棟」とあったので、エッ!またかとすっ飛び起きてしまった。即、内容を読むと、千年に一回の最悪被害を想定し、浸水域は東日本大震災の1.8倍とのシュミレーションの公表試算だった。ったく(ーー#)
そうしたら今日は富士山の樹海でコウモリの大群が異常行動、地震計の振幅がふり切れているのは震災の前兆かとのニュース。毎日こうしたニュースではたまったものでない。
この政治の空白、デフレ経済、領土問題の時期に、こうした愚算を公表する日本政府やマスコミはどうなっているのですかな。何を狙っているのだろうか。解散ムードの政治や、領土問題から国民の目をそらすためなのか。
こうしたシュミレーションの試算は必要としても、東日本大震災で想定外を批判されたことで、地震研究機関は今度は千年に一回の最悪事態を想定内としてきた。こうすれば何が起ころうと責任を回避できるわけで、ちょうど外科医が患者を手術する前に、もしもの時の責任回避のために家族に最悪の事態を説明して同意のサインをさせるようなもので、お役人や学者がよくやる、「熱さにこりてナマスを吹く」手法だ。
第一その前に大津波どころか、このままの日本の現状では、国家自体が沈没して千年もつのかもわからない。最悪事態の想像など心を暗くするだけでよくないのだが、こうしたシュミレーションの愚算を見るにつけ、拙書の「心を建て直す」を、もう少し世間に紹介したいという思いがつのります。惜しくも今は「残書お見舞い」といったころです。
ここらで3刷のために何かを仕掛けてみたく考えていますが、何かいいアイデアはないものか教えてください。どう仕掛けたらいいのか、今「生きる悪知恵」西原理恵子著を、笑いながら読んでいます。斉藤一人の女性版ですが、うまいネ?、ベストセラーになるわけです。
そんなことで明日から9月です、朝晩に虫の音が聞こえてきました。9月もよい月にして行きましょう。
(上の写真は上越新幹線から大宮付近で遠望した夕焼けの富士)
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