世界が一つのルールで

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 日本サッカー・チームは男女ともにウェンブリー・スタジアムで準決勝となりました。
 ウェンブリー・スタジアムは1923年に完成し、世界のサッカー選手やフアンにとって憧れのスタジアムで、2007年に観客収容数9万人の新しい大スタジアムに再建されましたが、今も「聖地」になっています。

 私はイギリス・チームが決勝まで行くと予想してましたので、このスタジアムでイングランドの試合を観戦してきました。写真はウェンブリー・スタジアムの掲げられた、サッカー参加チームの国旗でして、奇しくも日本の国旗と韓国旗が中心に掛けてありました。これを見た時に彼らがなんかやってくれるような予感がありました。

 私はこの日から出張のため機上となってしまいます。
このスタジアムで日本チームはどんなメイクドラマしてくれるのかが楽しみです。私の娘は羨ましいことに準決勝、決勝のチケットを持っています(><)。ただ観戦の帰りが人人人の波で、スタジアムから500メートル先の駅まで歩いて1時間半には閉口でした。

 話しは変わりますが、卓球女子団体で福原愛選手がやっと銀メダルを手にしました。私は「愛ちゃん」の小さい頃からの泣き顏を痛々しく見守っていましたので、なんかホット胸を撫で下ろしました。マスコミに潰されることなく、彼女は彼女自身を完結させました。それから競泳の北島選手に、400mメドレーリレーの仲間が、「手ぶらで日本へ帰すわけにはいかない」と、銀のおみやげもよかった。この二人ともに卓球界と競泳界をよく引っ張ってきました。よくやりました。これは「金メダル」に値します。ご苦労さんでした。
 オリンピックがいいな〜と思うのは、各国がそれぞれ真剣勝負で競いながらも、同じルールの基で世界が一つになっていることです。今日も朝食のレストランでも、ランチの時も、韓国の理容店でも、オリンピックが共通の話題になっていました。国家の威信をかけた、挙国体制の拝「金」主義の中国選手らの中からも、「メダルは重要でない。スポーツ自体を楽しみたい」との発言が出てきました。スポーツの楽しさは国家を越えるといったところでしょうか。中国でも経済開放後に育った若者の意識がだんだんに変わってきています。最近になって私もこの世代に注目し、中国を新しい角度から見て行く気になっています。
 さて、そんなことで明日から中国へ出かけてきます。


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このページは、三休が2012年8月 6日 09:55に書いた記事です。

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