暑中お見舞い申し上げます。
アメリカは異常気象のようで記録的な猛暑日が続いています。
昨日はその猛暑の中を、背広にネクタイを締めて、米倉涼子さんのブロードウエー・デビュー「シカゴ」を観賞してきました。米倉涼子(お米の倉が涼しいと子まる)、動作にまだぎこちなさがあったがよく健闘していました。
舞台で一人だけ浮き上がってしまわないか、英語がどこまで自然に出てくるのか、ダンスはどこまで合わせられるのか等々、幕が降りるまで心配しながら観賞しましたが、見事にやってのけられ、A+の合格点でした(本ブログは女性に甘点)。
でも、ブロードウエーは世界的に高い演出レベルで、人才が履いて捨てるほどいますので、わざわざ日本から米倉さんが来る必要性もなく、それにここで主演を張るにはさらなる錬磨が続くと思いますが、彼女自身のスキルUPと新展開へ挑戦する姿に、強く感動しました。
米倉さんの起用には、たぶん「シカゴ」もロングランで息切れしてきて、お客の動員数が下降ぎみになったので、ここらで話題作りをして観客数の回復と、日本人客の呼び込みの企画かと思います。そして日本向けに話題つくりして、「シカゴ」のオリジナル・バージョン(英語版)を、そのまま米倉さんを主演に日本への上陸作戦かと思います。
それにつけても、米倉さんの本場へのチャレンジ魂に拍手をおくりたい。幕がおりると観客がスタンディングオベーションし、彼女に称讃と激励の拍手をおくっていました。
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