私は外国を旅行すると、だいたいその国に親近感を覚えるのですが、今回はなぜか違和感を覚えてしまった。好きとか嫌いという感覚でなく、初めから視線をフォーカスできずピンボケとなり、街を歩いていても、何かが違っていてどうも落ち着かない。これは何故なのかなと考えながら1週間が過ぎてしまった。
この1週間の滞在中にもヨーロッパは大きな政治的な動きがありました。フランス大統領選で社会党のフランソワ・オランドが当選し、これからフランス人持ち前の自己中心の身勝手が始まるようです。ロシアではプーチン大統領再選で4年ぶりに大統領に復帰し、さっそくG8参加をドタキャン。ギリシャ総選挙後の与野党連立交渉に失敗し現在は無政府状態で、経済崩壊は救いようがない惨状です。ヨーロッパの経済危機は長期化しよい方向に進んでいない印象でした。その中に在ってドイツが独り勝ちで、さすが「独逸」。これからEU諸国の不満はドイツに向かって行くようです。もともとEU連合はドイツの復興力を削ぐために、贖罪として始めたわけですが、このままではフランスも脱落して、再びドイツEU帝国の勃興の兆しです。優秀な民族です。
そうした政治の動きはさて置き、ブダペストは美人が多かったことに楽しい驚き、たぶんEU諸国では、ポーランドとハンガリーが、1、2位を争う美人国かと思う。
それと、両岸が見える「ドナウ川の薔薇」の夜景は、ヨーロッパで最も壮麗といわれる国会議事堂、教会、宮殿
は最高の眺めで、ハンガリー美人の象徴していた。
ブダペスト
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