五木の子守唄

| コメント(0)

 日本は今日からお盆になります。朝シャンしていて自然に「五木の子守唄」を口ずさんでしまう。
 お盆の帰省ラッシュは国内だけでなく、国際便のフライトも帰省ラッシュとなり、飛行機代も高騰しますので、この時期は帰国しないで、いつも「五木の子守唄」を唄ってすませています。

 毎年、仏壇に花とほおずき(鬼灯)を飾り、亡き母から教えられた、キュウリの馬とナスの牛を作ってご先祖様を、お盆迎えしています。
 キュウリで飛行機を作ろうかと考えた時もありましたが、御霊は瞬時にどこにでも移動できるドラエモンの「どこでもドアー」のようなものかと思い、まだ作らずにいます。

 いつもですと手頃なサイズのキュウリとナスになるのですが、今年の超特大を買いました。ナスは大きなイタリアン・ナスです。
 キュウリ馬は、例年にもまして風格を保っていますが、ナス牛がいただけません。あまりに大き過ぎて超デブの牛になってしまい、一目みて笑い出してしまうほど不格好なナス牛です。
 でも、なぜ今年は超ジャンボの馬と牛にしたかったかと申しますと、東日本大震災でたくさんの人が亡くなり、新盆というのにいまだ帰る家のない御霊を、お迎えしたく思ったからです。このジャンボの馬と牛なら、たくさんの御霊を乗せることができると考えました。
 もしできることなら、京都がお断りしたという被災地の松で、迎え火と、送り火にしたかったのですが、これは叶いませんので、いつも通りローソクにしました。
 今年のお盆はたくさんの御霊をお迎えして、そしてまた、静かにお送りしたく思っています。       

コメントする

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、三休が2011年8月13日 23:13に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「緊張蚊取り線香」です。

次の記事は「ブータン補記1」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。