AKB48は選抜総選挙の直後にすかさず次の新人を仕掛けているのに、政界は今だテレビの視聴率がガタ落ちになるカエルの面だ。カンを思うとまたトイレに行きたくなった。
さて今日は舌切り、いや、見切りスズメのお話し。
私の好きな中国の諺に「麻雀は小さいといえど五臓を具している」。会社は大小のサイズでなく、小さくても質だということで、スズメを見ると「がんばれ雀」と応援したくなる。
私は月曜から木曜日までお弁当をもって出勤し、毎日ランチの時にご飯をスズメにお裾分けして一緒に食事しています。困ったことに最近はすっかりスズメに飼い馴らされて、こちらがスズメの餌を食べている感じにさせられています。
スズメは利口なもので、人の気配と時間帯がわかり、ドアを開けて、ご飯をまくとすぐに数羽のスズメが近くに飛んで来きて食べ始めます。しかも一対で来たり、親子で来たりで、羽をふるわせて嘴渡しを要求したりして可愛いものです。近くに来たら捕まえて焼き鳥にしようというこちらの下心を察してか、安全な距離をとり3メートル内に近づくことをしない。私めの不徳のいたすところなり。
金曜から週末にはスズメのダイエット日でご飯をやらないのですが、その日は同じ時間帯に来ても、餌がないとすぐどこかへ飛んで行ってしまいます。けして待つことをしません。餌があれば来る、無ければ来ない。このドライな見切りのよさに感心させられます。この見切りのよさは家でリスを餌付けした時も同じでした。けして餌を待つことをしない見切りのよさが、スズメをして人類よりも長く生き抜いている要諦なのだと思う。野生で餌を待つことは餓死を意味すると本能で知っているのだろう。とにかく餌をさがし求めて動く物です。スズメも一生を懸命に生き抜いています。
人生においても生き抜くうえで見切りという事はとても大切ですが、多くの人が見切りをつけられません。見切りは変化を意味し、勇気のいることだからです。いつ見切るのかのカンが悪くて動けないのです。
しかし、人間もなかなか捨てたものでありません。
昨日のブログでも、福島原発のリスクから見切りをつけて、都会から北海道へ引っ越す家族のことを書きました。原発の汚染が未知なものですから、これからの子育ては何かと大変だなと思っていましたら、今日また下記の意外なメールがきました;
「福島原発が爆発したとき『早く二人目を産もっと!』、生命の危機を感じ、できるだけたくさんの子孫を残そうと本能が目覚めたのです。だから妊娠は東電の責任。でも妊娠はうれしいことだから、責任というよりも、東電のおかげかな」とありました。
これは東電のおかげ責任でして、危機は本能をよび醒まし性欲を増進させる様です。
「男は福島で戦え、私は種族(家)を守る」。女性はこういう発想するから強いね。男性にはとてもこうした発想が出てこない。これでアダムとイブは生き残る。
かくして、北海道の人口が4人増えるだけなのだが、日本の行く末に一筋の光が見えたメールだ。生まれてくる子の名に「光」の字を当てよう。
雀の子 そこのけそこのけ 妊婦が通る
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