明日から東京、上海へ向かう。
東京、台北、上海出張のため、2ヶ月前からJALのフライトを予約していたが、東日本巨大地震でイベントと会議のすべてがキャンセルとなってしまった。日本航空もアジア行きのフライトはペナリティーなしで何時でもキャンセルを受け付けてくれている。通常なら私もキャンセルするところなのだが、今回だけはそうは行かなかった。
戦後最大の非常事態に直面している母国に、多くの国が支援をしてくれており、一方では福島原発の危機で、アメリカは早々と退避区域内を80kmと決め、ドイツ人、フランス人、中国人らが一目散に列をなして日本から逃げ出しているニュースを、私一人が安全な外国の地で見物しているわけにはいかない。せめて心だけでも福島原発の国難に命がけで作業に当たっている人たちと一緒にいたい思いがある。
天皇、皇后両陛下は被災地に想いをはせ、皇居の電気を自主停電しておられるという。国民と困難を分かち合いたいと始めたもので、陛下は寒いのは服を着れば大丈夫とおっしゃっているという。両陛下は第1グループの停電時間に合わせ、明かりや暖房といった電気の使用を控え、時にはろうそくや懐中電灯を使いながら過ごされているという。暗い中で夕食を取られることもあったようだと産経ニュースが伝えています。
両陛下がこの様になされておられるのに、私がこの国難に背を向けることはできず、本心良心が行けと命じています。
JALが飛ぶかぎり、私も飛ぶことにしました。
(先ほどアメリカのラジオから日本の犠牲者のために、サミュエル・バーバーの「弦楽のためのアダージョ」が流れていました。この曲は9.11の追悼、昭和天皇御崩御の追悼に流れた曲でもあります。合掌)
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